お知らせ

2015-07-14 15:16:12◎第4回『愛を詠おう!』短歌で詠む『恋いうた』結果発表!!

7月4日(土)に、第4回『愛を詠おう!』短歌で詠む『恋いうた』応募作品の優秀作を決める選歌会がありました。

奥出雲町長賞他、入賞作品に35首が選ばれました。

受賞者の皆様、おめでとうございます。

 

結果は以下のとおりです。

 

奥出雲町長賞

 君を待つ時間がすこし好きになるビニールの傘に透き通る雨  木下美樹枝

絲原記念館賞

 草刈りの青きにおいに微睡めば花冠のきみが手をふる  七海奏一郎

山之口商店会長賞

 八度目の夏を迎えて身ごもりぬ浴衣きつしと妻が微笑む  ふくみみ

奥出雲ごこち賞

 忘れへぬさやけき君のえくぼかな藤咲く小径を尋ねし朝の  玉峰

三成商店会長賞

 雨音が やけに淋しく 響くから 次に会う日の ペティギュアを塗る  ゆうちゃん

 

入賞

菜の花のちらしご飯を君と食む出雲の伝説語らいながら

ばっちゃんは 初恋の人と じっちゃんが 教えてくれた 臨終前夜  上州旅人

洗ひ髪 はらりと乳房に かかるとき 君への想ひ 玉とこぼるる    ひなこ

私だけみつめてほしいと呟いたきのうより濃い口紅さして  赤いオキザリス

その昔 神も出あった出雲の地 今訪づれる 若き男女は 

傍にいて 只それだけで いいと言う 妻の寝顔は 安らかなりし  シャーロック寛

快速を待つふりをして本当はずっとあなたを待っている  20歳年下の妻

借りたまま別れた君の文庫本開けばかすかにタバコの匂い  のりり

恋しさに 出雲路あるく 二人連れ 脳裏に浮かぶ 新婚旅行  みほ

青い日の 記憶の隅に 君がいて 風の香りが 思い出させる  ヤシーリー

土手に寝てしばらく雲と語りいるそんな初恋だった気がする  桂川カフカ

「会いたい」の 一言そっと つぶやけば 淡雪みたいに 宙へ消えゆく  一人姫

連れ添いし 妻の体を 流しつつ 遠き恋した 思いを馳せる  おやじさん

ホスピスで孫に絵本を読み聞かせ忘れないでと言い遺し逝く  岩志

亡き人は 若き面影 そのままに 老いて我が手の 甲をながめる  ミャウ

笑い皺 白髪まじりに なる日まで どうか二人で 歩きたいです  鶏

きらめきの 若葉のような気持ちして 2人で歩く 奥出雲かな  あかり

消えそうな君の姿を包み込む張り裂けそうな心の奥に  人

霧雨を ひとつの傘で 駆け抜けた 下校途中の あじさい通り  きらきら星

白日傘くるくる回し君が待つ草いきれ濃き十七の風  たかさま

アドレスを削除したのに親指が記憶している君の番号  サニーふう

「N先生、至急職員室でなく 私の心(ハート)にお越しください」  瑞葉月

結露した窓に描きたる落書きの相合傘に君の名残す  てんてこママ

君の場合姓名判断するときはぼくの苗字ですれば大吉  みのるんるん

廃屋の蔭に逢いたし春雷のごとき山鳴りに胸躍らせて。

死期迫る 妻を連れ出す 陽光の 庭の散策よ 我が腕杖に  寛さん

木犀の香気に酔いしれ思い馳す さやけき君の灼けた首筋  碧海

遠くから 眺めるあの娘の 横顔に 期待膨らむ 席替えのくじ  ナオキング

放課後の ベンチに二人 川眺め 肩が触れるか 触れない距離に  高校の帰り道

初夏に清貧の父みまかるや認識票を一枚残して

 

 

7月20日、三成えびす祭り会場で表彰式が予定されています。

お祭りと併せてお楽しみに!!